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第5回東日本大震災復興支援チャリティー 『オータムロックフェスティバル 2019 in Kurisawa 』 9月7日(土)〜9月8日(日)

若い人たちにライブの場を提供したい、被災地を忘れずに支援したい!と、サッカー保養交流合宿「キヨマップF.C.プロジェクト」の実行委員会メンバーが実現させた「東日本大震災復興支援チャリティー ・ オータムロックフェスティバル」が今年で5回目となりました。今回は出演希望バンドが多くてなんと2days 。みみすまは2日目の9/8に参加しました。

マイクを握った渡り鳥 ♪♪の菅野さんが今年も福島県川俣町から飛んできてくれました。今年のキヨマップ実行委員長をつとめたユーダイくん(川俣町出身北海道在住)も夏休みのキヨマッププロジェクトに引き続きこのロックフェスにも北見からスタッフ参加。さらにはユーダイくんのご両親や幼なじみも川俣町から来てくれてにぎやかな顔ぶれになりました。

「チャリティーライブ」だけあって、会場には安くておいしいものがいっぱいです。菅野さんが売り子さんを担当する川俣町特産のシャモの炭火焼き鳥が何と3本500円!

ロックフェスの二日目、ジャンルも世代も幅広い19のバンドが競演する中、川俣町の菅野さんはキヨマップF.C.プロジェクトの立役者沼崎先生のバックコーラスでユニコーンの「Maybe Blue」など3曲を熱唱。


そして演奏の合間に菅野さんはこんなお話をしてくださいました。

「最近、飯館村の汚染土の仮置き場で、フレコンバックと重機の間に挟まれた作業員さんが死亡するという事故がありました。国が復興事業を急いでいるので、そのスケジュールに合わせるために、最優先されるべき現場の安全管理に手が回りきらなくなってしまった結果だと思われますが、ニュースとしては大きく取り上げられていません。さらに、こういう事故が起きても現場の状況は何一つ変わっていません。小さな声でも、こういうことを語らせてもらえる場があれば、僕は声をあげ続けていきたいと思います。そして、震災から8年半となった今でも、このチャリティーロックフェスを続けてくれている栗沢町のみなさんにとても感謝しています!」トリで歌ったMR.JAMKIDSのメンバーは、昨年9月の胆振東部地震で被害の大きかったむかわ町や苫小牧の方たちです。震災後ちょうど1年経った今、思いを込めてMr.Childrenを歌う姿に会場からは大きな拍手がありました。観客からのアンコールに応えて「HANABI」も聴かせてくれました。そして最後はみんなで恒例の「Runner」を大合唱。
ロックフェスでは毎回みみすまもステージでお話しさせてもらっていますが、今回はこんなごあいさつをしました。

こんにちは。札幌の「みみをすますプロジェクト」です。

今年も東日本大震災復興チャリティの「オータムロックフェス」にご来場いただきありがとうございます。

わたし達は、2011年3月に東北地方で起きた東日本大震災と東京電力福島第一原発事故で被災された方達への支援活動を行ってきました。いろんな方達とネットワークをつくりながら、特に放射能被害にあった福島県などに住んでいる子ども達への支援を続けています。

ここ栗沢では、今年も夏休みにキヨマップ実行委員会さん主催のサッカー交流合宿「キヨマップF.C.プロジェクト」が実施され、福島県から16名のサッカー少年達が招待されました。

6回目となる今年はスペシャル企画として、昨年9月の地震で被害が大きかったむかわ町からもサッカー少年達を招待しました。この招待をとても喜んでくれた「むかわチーム」は総勢27名でやって来てくれました。

むかわチームを招待するために、岩見沢市内にも募金箱を置かせていただきましたが、たくさんのご寄付をいただいたことにあらためて感謝いたします。

8月1日に開催した「キヨマップカップ交流戦」には地元のサッカーチームも沢山参加してくれて、総勢200人くらいが小学生の部と中学生の部に分かれてリーグ戦を行いました。

この日は夏休みに韓国から札幌に来ていたサッカー好きの大学生達がこの支援活動を知り、「キヨマップを応援しよう」と急遽6名で参加するというサプライズもありました。

福島から来た中学生達は韓国から来た大学生達と自主的にコミュニケーションをとり、一緒にボールを蹴ってとても楽しそうでした。

むかわチームの小中学生も夢中になってボールを追いかけていました。

『サッカーは助け合って生きることを学ぶスポーツ』と言われていますが、今年のキヨマップは、いろんな地域の人達がダイナミックにつながって、笑顔にあふれ、正にこの言葉が生きる場となりました。

いつでも、どこでも、サッカーが好き
いつでも、どこでも、音楽が好き

いつでも、どこでも、あなたの好きなことを大切に
いつでも、どこでも、私の好きなことを大切に

あなたの好きを
わたしの好きを
みんなが応援しています

表現者としてステージに登場してくださるみなさん、
スタッフとして会場を盛り上げてくださるみなさん、
今年もありがとうございます~
キヨマップF.C.プロジェクト事務局長でロックフェスでは MC担当のチャーリーさんの発表によると、今回の来場者数は3,060人。10回目には1万人を目指している!とのこと…

9月というのに30℃となった会場は、そんな気温に負けないくらい熱い熱い雰囲気で盛り上がりました。来年のライブも大いに期待しています! 〜みなさまお疲れ様でした〜


夏休み支援活動報告 ⑦ 『 元気塾交流合宿 』 8月9日(金)〜10日(土)

元気塾の子どもたちと初めての交流合宿が実現しました。
今回全面的にご協力いただいている浄土真宗本願寺派北海道教区の「重点プロジェクト実行部会」さんは、東日本大震災と東京電力福島第一原子力発電所事故で被災された方たちを北海道のお寺に招待し、家族単位でゆっくり過ごしてもらう保養企画「ほっこりプロジェクト」を毎年夏と冬に実施しています。みみすまはプロジェクトの立ち上げからアドバイザーとして協働してきましたが、今回はそのご縁で「元気塾の子どもたちにも、ぜひお寺ステイを体験させてあげてください」と会場をご提供いただきました。
 
会場: 浄土真宗本願寺派 札幌別院
参加: 小学生6名 中高生3名 計9名(病欠4名)
    浄土真宗本願寺派北海道教区教務所 担当者1名 
    高校生ボランティア3名+インターアクト部顧問1名
    みみすまスタッフ4名
 
<1日目> 8月9日(金)
元気塾2日目の終わりはいつも「次の元気塾でまた会おうね〜」と言いながらなごり惜しく解散するのですが、今回はそのまま続いて特別企画の交流合宿がありました。参加できるみんなはわくわくしながら会場となる札幌別院に移動しました。「お父さんお母さんのいないお泊りは初めて」という小学生も、元気塾で一緒に過ごしたお兄さんお姉さんや札幌龍谷学園高校インターアクト部のみなさんが一緒なので安心です。
 
会場に到着すると、みんな広い畳の部屋でゴロゴロしたり、走り回ったり、すっかりお寺の雰囲気が気に入った様子。今回の合宿でお世話になる北海道教区教務所の佐々木さんから「ものを壊すようなことはしないこと。それ以外は何をしても大丈夫(笑)」とユーモアを交えながらお寺での過ごし方を教わりました。全員でひと言ずつごあいさつと自己紹介をしましたあと日帰りの子もいるので一緒に記念写真を撮りました。
大人たちは夕食のカレー作りにとりかかり、その間子どもたちはインターアクト部の学生さんたちとの「お楽しみタイム」です。インターアクト部の学生さんは、お寺が実施する「キッズサンガ」という子ども向けのプロジェクトでもボランティア活動をしているので、子どもたちを楽しませるスキルをたくさん持っています。
 
こういうときのお楽しみは定番の「ハンカチ落とし」からです。みんなは年齢も体の大きさも違いますが、小さい子のほうが動きが素早いので、中学生、高校生もすっかり本気になりました。次は「ジェスチャーゲーム」。だされたお題をみんなの前でジェスチャーだけで表現し、あててもらいます。みんな、なかなか鋭くて、とても盛り上がりました。
 
夕食のカレーとデザートのスイカを食べたあと、みんなはまた自由に遊びはじめました。お姉さんたちにおんぶしてもらって、小学生の女の子はみんなうれしそうでした。
いよいよ夜一番のお楽しみ「きもだめし」です。
教務所の佐々木さんが「みんな、お寺探検してみる?僕がこれから教えてあげる場所を、みんなだけでひと回りする勇気はあるかな~ ?!」と子どもたちを誘います。
「…きもだめし?」「私は大丈夫!」「僕はちょっと…」「でもみんなで行こう!」と、やる気満々な子も、そうでもない子も、まずは下見で佐々木さんについて2階に上がります。本堂に着くと、佐々木さんは「ここできちんとお参りすると、仏様が守ってくれるからね。南無阿弥陀仏って唱えるんだよ。」とみんなにお念仏を教えてくれました。ここから暗い廊下を通って、納骨堂を過ぎ、また暗い階段を降りて広間に戻るのです。
下見が終わって本番スタート。
男子チームと女子チームに分かれて出発です。佐々木さんが一緒だとちっとも怖くなかった「お寺探検」でしたが、やっぱりみんなだけだとたっぷり怖い思いをし、やっとの思いで戻ってきたのでした。佐々木さんがお化け役をしていたことに気づいたみんなは、「佐々木さんを驚かしてやろう!」と広間で待ち伏せし、佐々木さんが入ってきた途端に「わあっ!」とお返しをして大成功。
このあともみんなはおにごっこや風船遊びをたっぷり楽しみました。子どもたちの幸せそうな笑い声が広い別院の中にたくさん響いていました。夜のおやつもいただいて、元気塾交流合宿は消灯の時間になりました。
 
<2日目> 8月10日(土)
 
朝は6時半起床です。顔を洗って着替え、インターアクト部のお姉さんたちに手伝ってもらいながら寝袋も片付けたら、「お晨朝(じんじょう)」というお寺の朝のおつとめに参加しました。おつとめとは、お経を読んで仏さまを讃え、そのご恩に感謝すること、とされています。約40分間、小学1年生もちゃんと座って朝のおつとめを終えました。これもお寺ステイならではの体験ですね。元気塾の後に塾の夏期講習があって前の晩は合宿に来られなかった中3のYちゃんが朝早く来てくれて、このお晨朝から参加してくれました。
朝ご飯です。交流合宿の食材はオーガニック・自然食品店「らる畑」さんで準備しました。野菜も卵もしっかり素材本来の味がします。みんなは自分の食べる分をお皿に盛り付けて、色合いもきれいなビュッフェ形式の朝ご飯をいただきました。
朝ごはんの後はそれぞれ自由に遊びましたが、途中、全員で資料の封筒詰め作業をお手伝いをしました。どの子もとても熱心に佐々木さんのお手伝いをしたので、あっという間に作業が終わりました。
 
実は昨夜の「きもだめし」の後にやった「佐々木さんを探せ!」という遊びで、佐々木さんはすっかりみんなの人気者になっていました。「佐々木さんを探せ!」は、札幌別院の建物内を知りつくしている佐々木さんが隠れながら逃げるのをみんなで探す「かくれんぼ」です。運動神経抜群の佐々木さんが複雑なつくりの札幌別院中を逃げるので、子どもたちみんなで探してもなかなか捕まえることができず、その分とても盛り上がりました。楽しく遊んでくださった佐々木さんのお手伝いができて、みんなはとても嬉しそうでした。
「おわりの会」の前にはみんなでお掃除です。ほうきは畳の目に沿って、一列になって掃きます。これも佐々木さんがしっかり教えてくださいました。ロビーや廊下の絨毯はガムテープでペタペタほこりを取りました。多分こんなに熱心なお掃除は生まれて初めてかもしれません。自分たちが使わせていただいたお寺をみんなはとても熱心にお掃除しました。
お迎えの保護者も交えての「おわりの会」では、楽しかったこと等の感想をひとりずつ発表しあい、最後に1泊2日の交流合宿を全面的にサポートしてくださった教務所の佐々木さんとインターアクト部のお姉さんたちに、全員を代表して小学6年生のMさんがお礼をのべました。こうして初めての元気塾交流合宿はみんな笑顔で無事終了しました。
 
 
今回特に印象深かったのはインターアクト部の高校生のみなさんの活躍でした。元気塾3日間の全てのプログラムに力を発揮し、全力で心から向き合ってくれる高校生のお姉さんやお兄さんの登場は、元気塾の小学生や中学生そして同年代の高校生の心に爽やかな風を吹かせてくれました。
 
浄土真宗本願寺派の関係者のみなさま、札幌龍谷学園高校インターアクト部顧問の先生と学生さんたち、快く厨房を使わせてくださった札幌別院厨房責任者の輪島さま、安心安全な食材を提供くださった自然食品店らる畑さま、そして子どもたちを送り出してくださった保護者のみなさん、楽しんでくれた元気塾のみんなに心より感謝を申し上げます。
 
NPO法人みみをすますプロジェクト 
事務局一同

夏休み支援活動報告 ⑥ 『 第13回元気塾ユニオンハート夏休み教室 』8月8日(木)9日(金)

「元気塾ユニオンハート」は被災地から避難して札幌及び近郊で暮らしている子どもたちへの学習支援活動です。札幌地区連合会はじめ多くの方達からの応援をいただきながら、2013年より札幌市教職員組合の有志の先生たちと共に夏休みと冬休みの年に2回実施してきましたが、今回で13回目となりました。
 
 
<1日目> 8月8日(木)10時~15時
 

会場: かでる2.7 1040会議室
参加: 小学生7名 中学生5名 OB1名 計13名
ボランティアの先生10名 高校生ボランティア2名 みみすまスタッフ4名

半年ぶりの元気塾です。
早めに会場に着いたみんなはもうすっかり自分の役割を心得ていて、入り口の案内ボードを書いたり、ホワイトボードに絵を描いたり、受付でバッジを渡す準備をしたり、名札を用意したりと、スタッフと一緒に準備を始めます。

午前10時になりました。「はじめの会」でひとりひとりが自己紹介とがんばりたいことを伝えます。みんなが楽しみにしている手作りおやつを届けてくださった札幌友の会さんにもごあいさつをいただき、記念撮影をしました。安心できる材料で丁寧に手作りされたおやつは今回もとってもおいしそうです。

12時まで、それぞれの課題に取り組みます。小学校低学年の子もしっかり集中できるのは、先生がマンツーマンでじっくり見てくださっているので安心感があるからなのでしょう。

お昼ごはんの時間になりました。みんなで仲良くお弁当をひろげます。
中高生はお喋りに花が咲きます。小学生の頃から夏休みと冬休みにだけ会える特別な友だちには話したいことがたくさんあるのでしょう。今回はアメリカに留学していた高校生のちゃんが1年ぶりに来てくれたことで、中学生女子はとてもうれしそうでした。Hちゃんが通っていたのはイリノイ州の小さな町の学校で、車で15分走ってもトウモロコシ畑が続く田舎だったとか。ホームシックのとき、自分の前に滞在していた留学生が冷蔵庫に残していった醤油をなめて寂しさを紛らわせたという留学中のエピソードや、高校卒業後の具体的な計画(Hちゃんは3年生)を聞き、1年の間にぐんと大人びたHちゃんの姿に、高校受験を控えた中学生は「憧れのまなざし」を向けていました。

午後いちばん、OBのK君が来てくれました。病棟クラークとして就職して2年目のK君は、仕事をしながら資格取得のための勉強も始めているそうです。今回も中高生の席について勉強を見てくれたり、仕事の話をしてくれたり、頼もしい先輩ぶりです。高校受験の年に元気塾のみんなから応援の色紙を受け取ったK君が高校を卒業し、就職してからもこうして来てくれて、後輩たちに話してくれる体験談は、将来への夢をふくらませる後輩たちのいい刺激になっています。

午後2時までしっかり勉強したら、お楽しみタイムです。
今日はストローと紙の輪で作る飛行機ともうひとつは輪にした紙が飛ぶ「エックスジャイロ」です。どちらも作り方はシンプルですが、輪の大きさや位置、おもりになるクリップのつけ方で飛び方が違ってきます。それに気づいたみんなは、前後の輪の大きさを変えてみたり、輪の数を増やしてみたり、自由な思いつきで自分の飛行機を作って楽しみました。「リュックに入れると壊れちゃう」と大事に手にもって帰った子のお母さんからは、「うちでも飛ばして見せてくれました」とうれしい報告がありました。
こうして1日目の元気塾は今回も和気あいあいとした雰囲気で終わりました。

 

<2日目> 8月9日(金)10時~15時

会場: かでる2.7 1040会議室
参加: 小学生5名 中高生4名 計9名(病欠4名)
ボランティアの先生7名 高校生ボランティア3名 みみすまスタッフ4名

今回の元気塾には、1日目から札幌龍谷学園高校インターアクト部の学生さんたちがボランティアとして参加してくれました。「小学生に勉強を教えるなんて初めてです」と緊張した様子でしたが、札幌市教職員組合のベテランの先生たちが「低学年の子を見てあげてごらん」と背中を押してくださいました。子どもたちも優しいお兄さん、お姉さんに教えてもらえるのが新鮮な様子で、学生さんたちも「先生」役のコツを徐々に覚えていきました。頑張って勉強しているとおやつが食べたくなります。今日も札幌友の会さんの美味しい手作り焼き菓子でみんなホッとひと息です。お昼はみんなで仲良くお弁当。そして午後の部のスタート前にRくんがお得意の「しゅうまいマジック」を披露してくれました。楽しく和んだ後は2日目最後をがんばります。

午後のお楽しみタイムはモールで「のぼり人形」作りです。

先生が見せてくれた人形は、2本の糸と糸を伝ってすいすい上まで登ります。なのに自分たちが作った人形は手足を動かすだけだったり、片足は登るのにもう片足で降りてしまったり…。なぜなんだろう ??と子どもたちは考えます。長さや角度が関係することに気づくとちゃんと登る人形ができました。すると次はいろんな形を作ってみたり、登る速さの競争もしました。今日の「お楽しみ」も小学生と中学生がわいわい一緒に元気塾らしい雰囲気で盛り上がりました。

「おわりの会」では全員で感想を述べあいました。
子どもたちからは、宿題が進んだ、全部終わった、残りの時間に先生が出してくれた頭の体操がすごく面白かった、モール作りがとても楽しかった、目標が達成できて嬉しかった、などなど。先生たちからは、今回もいい雰囲気の中にいられて楽しかった、いろんな人たちに活動をつなげる良い取り組みだと思う、などの感想をいただきました。ボランティア高校生からは、小学生に教えるのは初めてで楽しかった、勉強を見たり一緒に遊んだり良い経験ができた、今後の学校生活に生かせる良い経験だった、などの感想をもらいました。こうして13回目の元気塾はとてもいい雰囲気で無事終了しました。

夏休み支援活動報告 ⑤ 『根本塾・別海〜札幌保養プロジェクト』8月5日(日)〜8月8日(木)

浄土真宗本願寺派の北海道教区では重点プロジェクト実行部会が主催する親子保養「ほっこりプロジェクト」が2013年から運営されています。その保養事業とは別に北海道内では各お寺単位での受け入れ活動も行われています。
 
道東の別海町にある本覚寺さんは2014年から毎年夏休みに福島県郡山市の根本塾さんの受け入れ活動を行なってきました。根本塾を主宰する根本淑栄さんは原発事故による放射能の影響に危機感を持ち、2011年の春休み当初から塾生たちを連れて会津に一時避難するなどの行動を起こしました。そして夏休みの特別講習を保養合宿に組み込む形で受け入れてくれる先を探していました。根本さんから相談を受けたみみすまは別海町本覚寺の住職・加藤泰和さん(当時は副住職)にお繋ぎしましたが、加藤さんは直ぐに動いてくださいました。そして最初の相談から2ヶ月後には塾単位の保養が北海道の東側でスタートしたのです。
 
 
第6回目となる今年は引率含め10名が参加しました。
勉強はもちろんのことですが、滞在中はお寺の広い厨房で自分たちでご飯を作ったり、トランポリンがあって小川も流れている広い公園で遊んだり、温泉に入ったり、バーベキューをしたりと塾生たちは夏休みらしい気分を満喫したそうです。
 
根本塾保養が始まった頃は中学2年生と小学5年生だった本覚寺の娘さんたちは、大学生と高校生に成長してそれぞれ今は別の町に暮らしていますが、今年もちゃんと帰省して受け入れ活動を担ってくれました。大人だけでなく同年代の若者たちが出会ってお互いを理解し合うのも本当に大切なことだと思います。
 
みみすまスタッフは残念ながら他の保養受け入れと重なって別海町には行けませんでしたが、プレゼントしたウエルカムフラッグを皆さんにとても喜んでいただきました。

夏休み支援活動報告 ④ キヨマップ番外編『 K-cafe チャリティバザー & 交流会』8月3日(土)4日(日)

キヨマップカップに参加してくれた韓国全州の東恩教会のみなさんが、8月3日に札幌市北区の韓国カフェ「K-cafe」さんでチャリティバザーを開いてくれました。食事メニューは韓国から持ってきてくれた材料で作ったチヂミ、チャプチェ、トッポキ、柚子茶エイド、等々。それに韓国のお菓子や手作り雑貨の販売です。

バザー開始の前に、みかみ代表から改めて韓国から来られたみなさんにみみすまの活動についてお話させていただきました。2011年の東日本大震災は海外でも大きく取り上げられましたが、今回来日している学生さんは当時小中学生ですから記憶は薄いかもしれません。しかし、東京電力福島第一原発事故のその後については韓国でも断続的に報道されていて、放射能被害が収束していないことは知っている、とのことでした。

バザー開始に合わせて、カフェの前では学生さんたちのK-popダンスやテイクアウトのコーヒーカップを使った「カップス」演奏が披露されました。みなさん表現力豊かで、かっこいい !!

当日は暑い中、K‐cafe常連さんを中心にたくさんのお客さんが訪れ、オカリナやピアノの演奏を楽しみながらのバザーとなりました。翌日は北区民センターの一室で札幌グロリアチャーチさんの日曜礼拝と昼食交流会が開かれました。礼拝の第二部では、東恩教会のカン牧師様から前日のバザー収益51,940円を「キヨマップF.C.プロジェクト+むかわのサッカー少年 サッカー保養交流合宿」へのご寄付としてお受けしました。こうしたご寄付をいただくことは、活動資金として大変ありがたいのはもちろんですが、みみすまの活動を理解し、ご支援くださる方が今もこのようにいらっしゃるということも、スタッフにとっての大きな励みともなります。ほんとうにありがとうございました。みみすまからも何かお礼の気持ちをお伝えしたいと考え、6月の北海道宿泊学習でアイヌ文化を紹介してくださった樺太アイヌ協会の楢木貴美子さんに急遽ご協力をお願いしました。快く引き受けてくださった楢木さんは、ここでもアイヌ伝統楽器のトンコリ(弦楽器)とカーニムックン(口琴)の由来説明と演奏、アイヌ語の歌などを披露してくださいました。また、楢木さんご自身の作品である樺太アイヌ衣装の試着もみなさんに体験してもらいました。初めて聞くカーニムックンの音に目を丸くしたり、トンコリに触れてみたり、アイヌ衣装の試着をしながら「サイズが大きいですね、アイヌの男性は体が大きいのですか ?」「刺繍が美しいですね、一着作るのにどのくらいかかるのですか ?」等々楢木さんに尋ねるみなさんは、初めて触れるアイヌ文化に興味深々の様子でした。礼拝が終わり、昼食会の食事はみんなで作ります。韓国メニューは「全州チーズタッカルビ(鶏肉料理)」と前日のバザーでも人気だった「チヂミ」「ホットク」、日本メニューは「札幌やきそば」でした。みんなでわいわい作ったボリュームたっぷりのお料理は見た目もにぎやかで、参加していた中国、ブラジル、アイルランドの方たちや楢木さんも一緒においしく楽しくいただきました。

 
「キヨマップカップ」から「チャリティバザー」「昼食交流会」まで、韓国全州・東恩教会のみなさんとはとても深い交流をさせていただきました。そして、東恩教会のみなさんとみみすまをつなげてくださった札幌グロリアチャーチ+K-cafeの沈昌炫牧師様、金南美様ご夫妻に、今一度心からお礼を申します。

夏休み支援活動報告 ③ 『第6回 キヨマップ FCプロジェクト2019』7月28日(日)〜 8月2日(金)④

「再会を願う集い」 8月2日(金)朝

むかわチームが帰った後、フォルテ福島のメンバーと栗中サッカー部OB &スタッフは報恩寺さんに宿泊しました。美味しい手作りの夕食が沢山用意され、大人も子どもも広いお寺のあちこちで楽しくにぎやかに思いっきり最後の夜を楽しみました。

翌日は朝ご飯を済ませ、身支度を整えてから本堂にて「再会を願う集い」を行い、全員が一人ずつ感想を述べました。福島から来てくれた少年たちは栗沢での楽しかった日々を振り返り、異口同音にこれからもサッカーを頑張っていきたいと述べました。

栗中の吉原先生が「今年はむかわチームが参加してくれたことでキヨマップの意義が大きく示されたと思うし、韓国の大学生との交流もこんな政情不安の時にとても素晴らしい出来事だった。そしてフォルテ福島の皆さんは自分たちよりも力の劣るチームと対戦していても、常に全力でプレーしてくれた。その姿は今回一緒に試合をした岩見沢地域の選手たちにとても良い刺激を与えてくれたと思う。どうかこれからも体に気をつけて、全力でサッカーを楽しんでください。」とキヨマップカップの総括をされました。

キヨマップのコアメンバーとすっかり仲良くなったフォルテ福島のメンバーは、名残惜しそうにしながら木種事務局長が運転するマイクロバスに乗り込んで千歳空港へと出発し、夕方にはそれぞれが無事福島の自宅に帰りました。

☆☆  おわりのことば ☆☆

猛暑が続く北海道でしたが、第6回キヨマップ FCプロジェクトが無事終了いたしました。

今回はもうひとつの被災地・むかわ町からもサッカー少年や関係者の皆さんを招待することが出来ました。それが実現出来たのは多くの方達にご支援やご協力をいただいたお陰です。皆様本当にありがとうございました。

「困難に遭遇しても、思いっきりサッカーを楽しんで、一緒に笑顔をつくりたい💚」

東日本大震災と原発事故が起きてから9年目の夏、キヨマッププロジェクトの願いは、韓国の若者たちの心にも響きました。

被災地の人たちも、他県にて避難生活を続けている人たちも、皆さんの心に明るい光りが灯ることを願っています。

実行委員会スタッフの皆さん、関係者の皆さん、お疲れ様でした ⚽️

< みみすま事務局一同 >


夏休み支援活動報告 ③ 『第6回 キヨマップ FCプロジェクト2019』 7月28日(日)~ 8月2日(金)③

キヨマップカップ交流戦  8月1日(木)

むかわチームの一行は栗沢町の報恩寺さんに宿泊させていただきました。ご住職の辰田さんはキヨマップの初代事務局長でこのプロジェクトの中心的な存在です。子どもたちは一緒に泊まった深川監督と朝ご飯をいただいた後、身支度を整えて今日も岡山サッカー場に張りきって出発しました。

今日は「キヨマップカップ交流戦」です。

実行委員会の中心メンバーのひとり栗沢中学校の吉原先生のご尽力で今年の交流戦は近隣の町からも友情参加のチームが増えて、駐車場は応援に駆けつけた保護者の車でいっぱいになりました。

開会式ではフォルテ福島のキャプテンが選手宣誓。

交流戦の参加選手120名と大会関係者全員で記念写真を撮りましたが、キヨマップ史上初の参加人数は圧巻でした。

試合が始まる前にフォルテ福島のメンバーはいつもウォーミングアップで取り入れているリズムダンスをむかわチームのメンバーに見せてくれました。ラテン音楽の軽快なリズムに合わせて踊るこのウォーミングアップは、真似してみると背中の肩甲骨がよくほぐれて気持ちがいい。軽快なステップで踊るフォルテのメンバーはとてもカッコ良くて、むかわチームのお母さんたちにも大人気でした。

今回のキヨマップ最大のサプライズは韓国の青年たちの参加でした。

みみすまの活動をご支援くださる札幌グロリアチャーチさん(牧師は韓国人の沈昌炫さん)の所には、毎年夏休みに韓国・全州にある東恩教会から大学生たちが訪れて北海道の人たちと交流を行っています。キヨマップの応援をいただいている今年はちょうど日程が重なったので、来日したメンバーの中で普段からサッカーを愛好している6名がキヨマップカップ交流戦に来てくれました。主催側もこのサプライズには大喜びです。

そして素晴らしかったのは、わざわざ大人が声をかけなくてもフォルテ福島の中学生たちが韓国のお兄さんたちの所に行って自主的に交流を始めたことでした。片言英語を駆使しながらどんどん積極的に話しかける福島の中学生たちに韓国の青年たちも明るく応えてくれて、いつの間にやら一緒にサッカーボールを回し始めました。これを観ていた深川監督は「凄い、素晴らしいコミュニケーション能力の高さだね。これならばなーんにも大人がお膳立てする必要はないし、大人はもっとこういうのを見習わなくっちゃねー」と微笑んでいました。

むかわチームの中学生と地元栗沢の中学生や OB、そして韓国の青年たちやが加わったキヨマップチームがにわかに結成されました。キヨマップチームの監督は悠大くんです。悠大監督がそれぞれのポジションを決めて U15のリーグ戦に挑みました。

午前中から30度を超える蒸し暑さの中でしたが、むかわチームの小学生たちもへこたれずにプレーを続けました。休憩中のテントをのぞいて舛田コーチが一人一人に声をかけます。午後からも本当に良く動いていましたが、小学3年生が4名も参加していたむかわチームはこれからどんどん強くなっていくことでしょうね。

閉会式では韓国・全州からやってきた青年たちからも一人ずつご挨拶いただき、車を運転して同行された沈牧師さんが通訳を担ってくださいました。韓国と日本の政府同士がもめている時だからこそこのような直接的な交流が何よりも大切ですし、手作り感満載のサッカー交流に韓国の青年たちがとても感激してくれたのが本当に嬉しい出来事でした。国際交流に力を発揮してくれたフォルテ福島の子どもたちにも「ありがとう」です。

大会責任者の深川さんから U11と U15の各チームに記念品の贈呈がありました。そして全勝優勝したフォルテ福島には賞状と大きな記念品が贈呈され、キヨマップカップ2019は笑顔で終了となりました。

熱中症が心配される天候の大会でしたが、本部テントの中には一日中冷たい水や麦茶、スポーツドリンクなどが飲める給水コーナーが設置され、実行委員会のメンバーが参加者のお世話につとめました。具合が悪くなる人が出なくて本当に良かったですね。

大会終了後、またみんなで天然温泉に行って汗を流しました。

むかわチームはここから貸切バスでむかわ町に帰ります。フォルテの子どもたちがロビーで手を振って見送ってくれました。

二日間たくさんご指導くださった深川監督がむかわチームの子どもたちと再会を誓い合い、日焼けした顔の子どもたちは別れを惜しみながら帰路につきました。


夏休み支援活動報告 ③ 『第6回 キヨマップ FCプロジェクト2019』 7月28日(日)~8月2日(金)②

深川友貴さんの特別講習 & 夕食交流会  7月31日(水)

今日からいよいよ「むかわチーム」が合流です。朝7時に舛田コーチのお寺(法城寺)の前から貸切バスで出発した一行は、2時間後に岩見沢市の岡山サッカー場に到着しました。むかわ町からは中学生5名、小学生8名、コーチ、保護者や妹など総勢27名がやって来ました。

特別講習をしてくださるのは、 元コンサドーレ札幌のフォワードで、キヨマップ FC監督を引き受けてくださっている深川友貴さんです。深川さんは早速フォルテ福島の子どもたちに冗談を言いながら明るく声をかけていました。

フォルテ福島、むかわチーム、地元栗沢の中学生たち、総勢32名の子どもたちが天然芝のフィールドでまずは仲良く顔合わせ式です。そのあと午前中は深川監督の指導で小学生も中学生も一緒に基礎練習を行いました。

お昼は仕出しのお弁当です。むかわチームと仲良く一緒に食べる深川監督。むかわチームの子どもたちにとっては初めての経験ですが、楽しい雰囲気にすっかり緊張がほぐれました。

午後からは小・中学生一緒の実践。「お互いにちゃんとコミュニケーションをとることが大事だよー」と深川監督の声が飛びます。むかわチームの子どもたちも福島の子どもたちも生き生きとプレーを楽しんでいました。

午後3時に終了。みんなで用具を片付けてから、近くの天然温泉で汗を流しました。そして今夜は素敵なお店で夕食交流会です。栗沢の地元にあるブラジル料理のお店「大地のテラス」さんで貸切の交流会を行いました。

今年の実行委員長は佐藤悠大さん(19歳)です。キヨマップの一期生として参加していた川俣町の青年ですが、昨年の春、高校卒業を機に「今度は迎えられる側から迎える側になって恩返しをしたい」と北海道の企業に就職しました。そして今年は実行委員長として様々な場面で頑張ってくれています。

関係者の挨拶が終わると、60名あまりの参加者は美味しいお料理をお腹いっぱい食べ、みんなで楽しく談笑して今年の新しい出会いを喜び合いました。


夏休み支援活動報告 ③ 『第6回 キヨマップ FCプロジェクト2019』7月28日(日)~8月2日(金)①

「キヨマップ FCプロジェクト」は2011年3月に発生した東京電力福島第一原発事故によって野外活動が制限されるなど、大きな苦悩を背負っていた被災地のサッカー少年たちに思いっきりサッカーを楽しんでもらおうと、岩見沢市立栗沢中学校サッカー部保護者会が中心となって実行委員会を結成して2014年の夏休みから交流がスタートしました。立ち上げの段階から相談を受けたみみすまは、全面的に協力してこのサッカー保養交流を応援してきました。

福島県の川俣町立川俣中学校サッカー部を招待する形でスタートしたキヨマップは、昨年から福島市のクラブチーム・フォルテ福島の中学生にも招待の輪を広げました。そして第6回目となる今年は、昨年9月の北海道胆振東部地震で被災の大きかったむかわ町からも小・中学生のサッカー少年たちを招待しました。

「お出迎え」新千歳空港 7月28日(日)

夏休みでにぎわう新千歳空港の到着ロビーで福島県からの一行を出迎えました。今年は福島市のフォルテ福島から中学3年生と2年生が14名、引率の監督と保護者2名、計16名がやって来ました。

フォルテ福島は原発事故後に「なんとかサッカーを続けたい」と願った少年たちの気持ちを受けとめた大人たちが動いて、2012年に結成されたクラブチームです。昨年初めてキヨマップに参加した中学3年生がフォルテの一期生でした。今年は新たな3年生と2年生がやって来ましたが、みんな北海道に来るのをとても楽しみにしていた様子です。いよいよ今年も情熱沸騰のキヨマップがスタートしました。


夏休み支援活動報告 ②『川俣サッカースポーツ少年団・夏休み北海道合宿』 7月25日(木)〜7月31日(水)

「お出迎え」苫小牧フェリーターミナル 7月26日(金)
 
今年も夏休みの保養合宿で福島県川俣町から川俣サッカースポーツ少年団の一行が北海道にやってきました。小学生の団員が12名、監督や保護者など引率の大人と子どもが7名、計19名が参加しました。
 
2016年から毎年室蘭市の真宗大谷派「勝光寺」さんが受け入れてこの合宿を支えておられます。どんちゃんの愛称で親しみやすいご住職の土山正徳さんはスポ少の小学生たちの人気者です。
この合宿も地元の方たちの様々な応援を受けながら運営されています。フェリーターミナルには滞在中の移動に必要なマイクロバスも用意され、これも毎年恒例ですがスポ少の畑英昭総監督(お父さん)が運転して室蘭に出発です。


いつも他の夏休み支援活動とスポ少の日程が重なるため、みみすまはフェリーターミナルでの出迎えしかできませんが、毎年スポ少のために作っているウエルカムフラッグは今年もとても喜んでいただきました。

川俣町とみみすまは大きなご縁があって2012年から様々な活動でご一緒してきましたが、町役場の職員でもある畑慎裕監督(息子さん)とはその当時から出会いがあり、2014年からスタートしたサッカー保養交流「キヨマッププロジェクト」も一緒に立ち上げた仲間です。

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スポ少の少年たちは室蘭市に5日間滞在し、思いっきりサッカーの練習に精進しつつ、勝光寺さんの企画を楽しんだり、最終日は海水浴も出来て北海道の夏休みを満喫し、無事川俣町に帰りました。