見送り 12月29日(日)
 
北海道にやってきた親子の皆さんは5つの町のお寺でそれぞれ自由プランで過ごし、6日目の夕方苫小牧の真宗寺さんに集合しました。
 
真宗寺さんでは毎回心優しいおもてなしをいただいています。「念珠作りコーナー」で子ども達は色とりどりのビーズの中から自分の好きな色を選び、念珠作りに没頭します。お菓子や果物、飲み物をいただきながら、お母さん達は苫小牧まで送ってくださった受け入れ寺院のお坊さんと最後のお喋りを楽しみました。

今回は第一回目に参加された親子が久しぶりにやって来ました。
関西に母子避難をしてみたが夫の理解が得られず、やむなく福島県に帰還。でも帰ってからの生活には我が子にのびのびと外遊びがさせられない現実の壁が重くのしかかっていた。夫に一家で県外に引っ越すことを相談しても全く聞く耳を持たず、夫婦の溝は深まるばかり。精神的に疲弊しきっていたが、下の子と一緒に冬休みの保養に出かけたいと思い、保養情報サイト「ほよ〜ん相談会」をチェックしたら、ずうっと前に参加したことがある「ほっこりプロジェクト」の名前が目に飛び込んできて懐かしくて申し込んだそうです。
 
こう話してくださるお母さんの様子から随分苦労を重ねてこられたのがよく分かりました。「お寺に滞在している数日間、解放感に満たされて、自分も子どもも本当にのんびりできたんです。北海道に避難移住している友人にも会えて久しぶりにゆっくり話せてとても嬉しかったんですよ」とほっこりプロジェクトとご縁があったことをとても喜んでおられました。
 
真宗寺さんで最後の交流を済ませた一行は苫小牧港へ移動。今回もフェリーターミナルにて子ども達は一人ずつ札幌の横湯さんから可愛い手作りお菓子をプレゼントしていただきました。
 

復路は室蘭と札幌のお坊さん達が引率です。すっかりお寺の方達と仲良くなって名残惜しい雰囲気の中、皆さんは再会を誓いながらハグしあってお別れしました。子ども達もお母さん達も北国のお寺ライフを楽しみ、運営に関わった人達全員が笑顔でお別れしました。

ほっこり無事終了 12月30日(月
 
フェリーに乗船した皆さんは復路の船の中で和やかに最後の夜の交流を楽しみました。そして翌日午前中に仙台港に到着し、貸し切りバスに乗って福島県に戻りました。
 
今回で13回目となるほっこりプロジェクトの冬休み保養がお陰様で無事終了しました。子ども達はのびのびと冬の北海道で雪遊びをしました。お母さん達もくつろいだ笑顔になりました。参加者の皆さんの笑顔を受けとめて受け入れ寺院の方達もスタッフもみんな笑顔になりました。笑顔は素晴らしい心の妙薬ですね。保養の受け入れ活動をやっていて良かったなあとしみじみ思う年の瀬でした。
 
ご協力いただいた皆様、参加してくださった皆様、参加できなかったけれど参加したいなあと思ってくださる皆様、スタッフの皆様、ありがとうございました。どうぞ良いお年をお迎えください。
 
みみすま事務局一同より