福島県川俣町では町内の6つの小学校を一巡させる移動教室「北海道宿泊学習」を2015年度から5ヶ年計画で実施してきました。最終回となる今年は飯坂小学校の5・6年生9名と引率教員3名、教育委員会から1名、計13名が参加しました。
 
1日目  6月25日(火)
 < 午前 >
前日までは雨模様だった川俣町ですが、出発当日は雨も上がり、朝早く学校に集合した一行13名は出発式を終えて川俣町の専用バスで仙台空港へ。約80分の空の旅を経て、北海道の新千歳空港に全員笑顔で到着しました。
北海道の空は青く晴れわたり、良いお天気の中を空港からは貸切バスで50分程の栗山町に移動。環境教育の総合的なプログラムを通年運営している雨煙別小学校コカ・コーラ環境ハウスに到着。廃校になった古い木造の校舎を綺麗に手入れして活用している雨煙別小学校の雰囲気に先生も生徒も大喜びです。
 
入所式では飯坂小学校の生徒たちが司会進行をつとめました。
今年も受け入れ地域を代表して栗山町教育委員会の南條教育長さんから歓迎のご挨拶をいただき、次に宿泊や野外学習でお世話になる環境ハウスのスタッフの皆さんから自己紹介がありました。最後に栗山町教育委員会の森次長さんから、今年も栗山町で作られている大きなメロンの差し入れをいただきました。


< 午後 >  プログラム ①「薪割り」  ②「野外炊飯」  ③「ダッチオーブン」
昼食をすませ、いよいよプログラムのスタートです。
環境教育のフィールドのひとつとなるハサンベツ里山で間伐した木を機械で切って薪を作り、乾燥させるために積み上げる作業を全員で体験しました。
次に夕食用のカレーライスとダッチオーブン料理を自分たちで作りました。各班ごとに分かれて、野菜や肉を切ったり、炒めたり、薪や炭を使って火をおこして煮炊きしていく作業をグループ全員で力を合わせます。飯ごうでご飯も炊きました。
スタートから3時間後には美味しそうな匂いが漂って素晴らしい夕食が完成しました。お天気が良かったので今年はそのまま野外体験施設で自分たちで作った夕食をいただきました。

< 夜 >
食後の後片付けも全員で行ってから入浴タイム。さっぱりと汗を流した後は差し入れのメロンをいただきました。
その後、各班ごとに班会議。そして班長会議も行ってから就寝準備です。

子どもたちが就寝準備の最中に急遽先生たちとみみすまスタッフと環境スタッフの会議がありました。
2日目午前に釣り体験を実施予定のポンウエンベツ川周辺で、数日前にヒグマの足跡が確認されたとの連絡が入り、明日の釣りをどうするかについて皆で検討しました。せっかく天気が良いので、別の安心な場所で釣りを実施する方針となり、ハサンベツ里山の池で行うことが決まりました。野生動物と人間が共存する里山地域で野外学習をしていることを再認識する大切なミーティングでした。こうして早朝出発からの長い1日目が無事終わりました。