<朝・退所式>
3日目の朝、環境ハウスのスタッフの皆さんと退所式を行いました。
両校を代表して山木屋小学校6年生の男子がたくさん学ばせていただいたことや宿泊でお世話になったことなどのお礼を述べました。
環境教育リーダーの諸橋さんが、数年前に福島県を訪ねた時に感じた原発事故被害の印象や北海道で皆さんがのびのびと野外教育を学んでいる様子は、環境教育を実践している者として逆に励まされたことなどを話してくださいました。



<午前> プログラム⑦  地域間交流(栗山小学校)
スタッフの皆さんと別れを惜しみながら雨煙別小学校コカ・コーラ環境ハウスを出発した一行は栗山小学校を訪問しました。
今年は地元の栗山小5年生と3校でお互いの町の歴史や文化を発表しあう地域間交流授業が実現しました。
栗山小の子どもたちが司会進行をつとめ、学校ごとに工夫をこらしてクイズ形式も取り入れながらの発表でした。
川俣南小5年生19名と山木屋小6年生5名は初めて会った栗山小5年生76名の前でも大きな声で堂々と発表を終え、本番に強い川俣っ子ぶりを発揮しました。




<午前> プログラム⑧  特別合同学習「アイヌ民族の歴史と文化を学ぶ」
今回のもうひとつのスペシャル授業は樺太アイヌ協会の楢木貴美子さんによる講演でした。
アイヌ民族には北海道アイヌ、樺太アイヌ、千島アイヌの3つのグループがあることや、自然環境の違いなどから育まれていた伝統文化も少しずつ違いがあり、
衣装や刺繍を比較してみるとその違いが良く分かることなど、実際にアイヌ衣装を着てもらった先生と生徒に並んでいただいて、楢木さんが分かりやすく解説してくださいました。樺太アイヌの伝統楽器トンコリ(弦楽器)とカーニムックン(口琴)の演奏も披露していただき、特に川俣町の子どもたちにとってはとても貴重な体験になりました。




<午前> 交流を終えて
北海道と福島県の3校100名の子どもたちによる交流学習は大成功でした。
最後に玄関の外からバスに乗り込む川俣町のみんなを栗山小学校の子どもたちがお見送りトンネルで送ってくれました。
川俣町の30名はこの素敵なサプライズにとても感動してバスの中から「ありがとう~」と大きく手をふりました。

3校はそれぞれが今回の交流学習の発表に向けての練習を行って本番にのぞみました。
指導をされていたそれぞれの担任の先生は子どもたちの力を引き出すためにご苦労されたと思います。
でも本番では練習の時には無いその場の空気があり、交流の場ではじめて生まれる雰囲気に子どもたちは素直に反応してくれました。
こういう豊かな反応は普段の学校生活の中で育まれていなければそう簡単には表現できないだろうと感じました。



<午後> プログラム⑨ 大倉山シャンツェ + オリンピックミュージアム見学
栗山町をあとにした一行は貸切バスで札幌市に移動しました。
札幌市内のレストランでビュフェ式のお昼ご飯を楽しんだあと、冬のジャンプ競技で有名な大倉山シャンツェに向かいました。
樺太アイヌ協会の楢木さんも同行していただき、バスの中でアイヌ語地名や歴史ガイドもしていただきました。

大倉山シャンツェでは2人ずつリフトに乗ってジャンプ台のてっぺんにある展望台へ。
標高300メートル余りの高さから札幌市街地を一望しました。
あいにく薄曇りでしたが、川俣町の一行は生徒も先生ものびのびと笑顔にあふれ、あちこちで楽しそうに盛り上がりました。
午前中の発表が大成功したので、みなさん素直に解放感に浸っている様子でした。

ここでは山木屋小と川俣南小はそれぞれに分かれて行動しながら、オリンピックミュージアムでの体験コーナーも大いに楽しみました。