今年も夏休みの保養企画を持ち寄る「ほよ〜ん相談会」が福島県内で2日にわたって開催されました。
みみすまからは2名(みかみ・佐藤)が参加して、全体運営とブースでの相談者対応を行いましたのでご報告します。

第39回 浜通り相談会(いわき市)
日時:2018年6月2日(土)13:30〜17:00
会場:いわき市生涯学習プラザ4階

来場者:145組 333人 (大人157人、中学生7人、小学生115人、幼児54人)
地域別:いわき市内 139組、 いわき市以外6組(福島県内4組、千葉県2組)

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「ほよ~ん相談会」いわき会場レポート (佐藤裕子)

「いわきは最初からどっと来場するから」と うけいれ全国スタッフが言うとおり、30分前くらいから入口にはたくさんの家族が並んでおり、開場を早めるほどでした。

同席させていただいた浄土真宗本願寺派北海道教区の『ほっこりプロジェクト』のブースにも、開場とともにすぐさま相談者が訪れました。連れ立ってやってきたリピーターで、相談はサクサクと進み早々に予約が成立、お坊さんたちとも話がはずみます。
これまでほっこりプロジェクトが安心感のある保養を提供してきた実績がこの瞬間にはっきり目に見えましたし、「まずとにかく参加すること」が仲間を生み継続を生むのだとわかりました。

赤ちゃんを抱っこし小さい子の手を引いてあちこちのブースを回るお母さんたちの多くが、グループで来場しているように思われました。いわき市全部の保育園・幼稚園・小学校を通して配布されたチラシの告知力で、ママ友仲間で気軽に誘い合うことができるのですね!
情報交換も盛んに行われていたようでした。

また、ブースに来た相談者みなさんが口々に「北海道に行ってみたい」と言います。
とはいえ遠い北海道、旅費のサポートがあるほっこりプロジェクトは参加しやすく、あとは参加者が時間を作れるかどうか、勤務先の理解を得ることも大きなハードルなのだろうと思いました。

親に連れられて来場する子どもの多くは、原発事故後に生まれた子どもたちです。
この子たちが、生まれてからずっと制限のある生活をしてきていることを考えると、状況はまだまだ深刻で悲惨であり、またこのことが他の地域の人たちにはほとんど知られていないことに不健康でゆがんだ国のありさまを痛感します。
そして子どもたちは、自分の内側の社会(家族)の考え方と外側の社会とのギャップーゆがみーをどのように知る(認識する)のだろうかと考えると、そんな時にこそ、変わることなく共感し、共に行動する冷静な第三者としての受入団体の存在が力になれるのではないかと思うのです。
続けていかなくてはならないのですね。

終了後の振り返りの中では、障がいのある子どもの受け入れ、生活困窮家庭の対応が話題になりました。
相談会を継続すること自体がそもそも大きな課題ですが、目指す保養にはさらなる課題も多いことを参加団体が共有しました。
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