2018年01月一覧

[報告④]冬休み『ユニオン・スキースクール』

日程:2018年1月11日(木)10:00~15:00
場所:藻岩山スキー場 ファミリーゲレンデ
参加生:小学1年生~6年生 計20名
先生:計18名  スタッフ:計3名
保護者:20名+兄弟姉妹5名 計25名
 
 
札幌の小学校では3学期の体育の授業でスキー学習を実施します。
この支援活動がスタートした時から、冬休みは札幌市教職員組合の先生達のご好意でスキースクールも実施してきました。
今までは3年生からでしたが、今回からは1年生からの参加が可能になりあっという間に定員となりました。
 
大荒れになるという数日前の天気予報はみごとにはずれ、当日は朝から青空の素晴らしいスキー日和。
清々しい山の空気に包まれ、参加生は揃いの黄色いゼッケンで保護者の方達が見守る中をゲレンデに立ちました。
 
スキーを初めて体験する子、リフトに乗ったことがない子など、特に低学年の子ども達は不安な気持ちを抱えて参加しましたが、
先生達はそれぞれに豊かな経験と持ち味を存分に活かして下さり、午前中の段階で子ども達の不安感はすっかり消えていました。
 
午後からの滑りも楽しく終えた子ども達と先生達と保護者の方達と全員で1人ずつ感想を述べ合いました。
子ども達はどの子も充実したスキー学習だった様子で「楽しかった」「3学期も頑張る」「リフトに何度も乗れた」と嬉しさ溢れる感想ばかりでした。
 
お陰様で参加生全員、怪我もなくスキースクールも無事終了。
2日後には保護者の方からメッセージをいただきました。
 
[保護者からの感想メッセージ]
はじめてユニオンスキースクールに参加させていただきました。
震災から7年目となり、生活が落ち着いてくる方もいる中で、年々苦しみが増す根深い事情を抱えている方も多くいます。
母子避難で家族が別々に生活している方、慣れないことの疲れから病になる方、亡くなってしまった方など、
私の周りだけでも年々増えているのが現状です。
人はそれぞれ見えない事情を抱えて精一杯生きている、ということを恥ずかしながら、私は避難者となって初めてよく考えるようになりました。
子供たちのために、この活動をして下さっている先生方に頭が下がる思いでいます。
お忙しい先生方の貴重な人生の時間を使って、子供たちにご指導下さるお気持ちに涙があふれてしまいました。
スクール当日、娘も息子もスキーに自信が持てず、「やっぱり帰りたい」と言っていたのですが、
帰りの会では「またやりたい!」と自信に満ちあふれた笑顔になっていました。
いつもは引っ込み思案な娘が自分から「先生にお礼を言いに行く」と行動しました。
息子は「リフトに乗れて、滑れてうれしかった!」と何度も話しました。
先生は3学期のスキー場でのスキー学習を知って、自信が持てるよう、ていねいに指導して下さいました。
子供たちにとって、自分が主人公となる宝物のような時間であったのだと思います。
素晴らしいプレゼントを親子共にいただき本当にありがとうございます。
 
*  *  *  *  *  *
また、企画運営してくださっている みみすまプロジェクトさん、
続けていくという大変さを思うと、また頭が下がる思いです。
みみすまさんの活動は、参加できなかったたくさんの人々の心も救われているのだと感じています。
ありがとうございます。
 
3学期、元気にスタートできそうです。
これからも、どうぞよろしくお願い致します。

[報告③]冬休み『第10回元気塾ユニオンハート』 テーマソング完成!

今回の元気塾では2日目のお楽しみタイムにスペシャル企画がありました。
みみすまスタッフの笹木先生(中学校音楽教師)が音楽表現が大好きな高校生の2人に声をかけ、それぞれがギターやベースを持参。
まず最初に高3のY君が作曲した「Passion of the Twilight」という曲をY君と笹木先生が演奏。
 
次は10回目を記念して、なんと元気塾のテーマソングをみんなで創るということにチャレンジしました。
笹木先生は1日目に元気塾のイメージの作詞を子ども達に頼んでいましたが、素敵な作詞をしてくれた子達がいて、
札教組本部の松尾先生にもギターでお手伝いいただきながら、その詞にメロディーをつけていくという作曲の世界を体験しながら元気塾のテーマソングをみんなで完成させました。
 
次は高3のY君、高1のHさん、笹木先生、松尾先生の4人でビートルズの「Let  It  Be」を演奏。
ほとんどぶっつけ本番ではありましたが、4人はとても素敵な演奏を行ってくれました。
そしてラストは春からアメリカ留学となるHさんに対して笹木先生がサイモンとガーファンクルの「明日に架ける橋」の演奏をプレゼント。
 
今回で高校生の2人は元気塾とはしばしお別れとなるのですが、そんな2人との思い出づくりにと笹木先生が考えたスペシャル企画でした。
2人と付き合いが長い中学生達はギターやベース、キーボードを演奏するお兄さんやお姉さんの姿にうっとり。
お陰様で感動的なテーマソングも誕生し、10回目となる元気塾はみんなにとって心に響く素晴らしい思い出になりました。

[報告②]冬休み『第10回元気塾ユニオンハート』

子ども達は普段の学校生活とは違う雰囲気や自分と優しく向き合ってくださる先生達との交わりをとても楽しんでいる様子で、午前の部も午後の部も本当に良く学んでいました。
 
連日「おわりの会」でも全員で輪になり一人一人が感想を述べ合いました。
<一部抜粋>
(小1男)楽しかった。
(小1女)宿題がたくさんできた。
(小2男)元気塾が毎日あればいいのにと思う。次もまた来たい。
(小3女)ローマ字と算数の勉強をした。お楽しみタイムも楽しかった。
(小4男)理科が進んでうれしい。
(中1女)先生ばかりでなく、先輩にも教えてもらえて楽しかった。
(中2女)自分の書いたものが曲という形になってうれしい。夏と冬の元気塾があるからこそ、ここだけで会える人がいるのもうれしい。
(高1女)漢文が進んだ。色んな話をしたり、音楽も楽しめた。
(高3男)英語のリスニングをした。音楽が楽しめていい思い出になった。
(先生)会うのが1年に2回なので、みんなの成長がよくわかる。
(先生)毎年来ているが、みんなに会えることを楽しみにしている。缶バッジも楽しみで7つ集めるのが目標。
(先生)3月で定年だが、また夏も来たいと思っている。
(スタッフ)初参加の小学1年生が一生懸命でびっくりした。
(スタッフ)参加生の年齢層が広がって、スタッフとしても見守るのが楽しい。
(スタッフ)小学1年生から大学受験生まで参加している、これが元気塾の良さで、スタッフをしていることが誇らしいし、とても楽しませてもらった。
 
子ども達はそれぞれに達成感のある顔で感想をのべ、元気塾で過ごして楽しかった様子を全員素直に表現してくれました。

[報告①]冬休み『第10回元気塾ユニオンハート』

2018年最初のご挨拶をさせていただきます。

今年もご縁をいただく皆様と共に、みみすまらしい支援活動が出来ますよう、どうぞよろしくお願いいたします。新年最初の活動は札幌に避難して暮らしている子ども達への学習支援「元気塾」と「スキースクール」でした。先日、この支援事業も無事終了いたしましたのでご報告させていただきます。(④に保護者からのメッセージを掲載)尚この支援事業は、札幌市教職員組合様、札幌地区連合会様、札幌友の会様、プリントモンキー様、佐藤デザイン室様、札幌イル・ディーヴォ友の会様、円山スクエア町内会様、浄土真宗本願寺派北海道教区胆振組様、文化コミュニティおきなわ工房様、健康生きがいづくりアドバイザー北海道協議会様、ふるさとを歌う会 in 札幌様、スコットランド・グラスゴー Japan Fair! 実行委員会様、その他多くの方達からのご支援やご協力によって運営しております。

NPO法人 みみをすますプロジェクト 理事長 みかみめぐる

日程:2018年1月9日(火)、10日(水)10:00〜15:00
参加生:小学生9名、中学生5名、高校生2名 計16名
先生:計18名  スタッフ:計5名
札幌市や近郊に避難している子ども達向けに夏休みと冬休みに実施している学習支援「元気塾ユニオンハート」は2013年の夏からスタートしましたが、
今回で10回目となりました。
毎回、札幌市教職員組合の有志の先生達と協働で実施していますが、最初は小学生が中心だった元気塾も今では中学生や高校生になっても子ども達が参加するようになり、年に2回集って友達と再会出来るのを皆楽しみにしています。
 
元気塾では早目に来た子ども達も大人と一緒に手分けして会場準備を行います。
そして最初に「はじめの会」でスタートします。全員で大きな輪になって大人も子どもも一人一人が自己紹介。
小学1年生から高校3年生までの参加生は、今日自分がどんな勉強をしたいと思っているのかを先生達に伝えます。
今回も札幌友の会の方達が美味しい手作りお菓子を届けて下さいました。

『ほっこりプロジェクト2017冬』が無事終了しました。

浄土真宗本願寺派北海道教区が主催するお寺滞在型の親子保養「ほっこりプロジェクト」は
2013年の冬休みからスタートして今回で9回目となりましたが、
みみすまは初回の準備段階からアドバイザーとして全面的な協働体制をとってきました。
 
今回の日程:2017年12月23日~29日(7日間)
参加者:6家族16名(リピーター2家族、初参加4家族)
          *ほとんどが11月の郡山保養相談会で申し込みを受けた方達です。
受け入れ寺院:5ヶ寺(札幌2、北広島1、千歳1、室蘭1)
 
ひどい低気圧が北日本を覆う中、滞在した地域は大きな影響もなく、復路も穏やかな天候に恵まれました。
最後に苫小牧市の真宗寺さんに集合して恒例のお別れの集いを行いましたが、
6家族全員が笑顔にあふれ、北海道に来て大人も子どもも皆さんリフレッシュ出来た様子が良く分かりました。
 
全道から集まっての準備会議、相談会でのブース活動、受け入れ寺院の割り振り、
往路復路の引率、お出迎えとオリエンテーション、各受け入れ寺院のご尽力、
お別れの集いとお見送り等々、沢山の方達が関わりながら今回も無事終了することができました。
 
ほっこりに参加されたみなさまと運営を支えられたみなさまのご縁に感謝しつつ、
みなさまが心穏やかに良いお年をお迎えくださるよう祈念いたします。
                                                                    2017年12月大晦日